お昼寝布団の選び方

「天然素材のめん綿入りお昼寝布団」でないと1年で買い替える事に?!

30年前。布団専門店がお昼寝布団をあまり取り扱わず、量販店で購入するのが主流だった頃、当店でお買い上げになるお客様の中に、入園時のお買い求めではなく通園途中でのお昼寝布団の買い直しの方が思いのほか多くいらっしゃいました。

お客様にお話を聞いてみると 「安かったから量販店でかったけれど、1年でぺっちゃんこになっちゃって…。かわいそうだから買い直しにきました」 とのこと。

しばらくして、現役の保育士さんとお話する機会があり、今使っているお昼寝布団についてお聞きすると 「夏は蒸れて、ふとんの下の床に汗のシミができたり、冬は冷えておねしょをしてしまう子がいます」 というお話を聞いて衝撃を受けました。

実は、量販店で販売しているお昼寝ふとんの中綿はポリエステル綿です。 ポリエステル綿は、めん綿に比べて20分の1しか吸湿力がないのです!

布団専門店としてこれはなんとかしなければ、子どもさんの睡眠が危ない! と思い本格的にめん綿をたっぷり使ったお昼寝布団に取り組むことになったのです。

サイズは130cm(側生地サイズ)のロングサイズが安心

買い直しに来られたお客様の中には「年長さんになったら背が伸びて布団から足がでちゃうんです」という声も多く聞かれました。

既製品は110~120cmが多いのですが、平均身長が4歳で約100cm、5歳で約108cmですので、ちょっと心もとないサイズとなります。大きめの130cm(側生地サイズ)なら安心して長く使うことができます。

※側生地サイズ…布団のサイズ表記は綿(わた)を入れる前の記事サイズとなります。綿(わた)を入れるとふっくらしますので、出来上がりのお布団のサイズは縦5センチ、横5センチほど短くなります。使用するにつれて綿のふくらみが落ち着いてきて、側生地サイズに近づいてきます。

長く使えるよう、縫製や綿打ちがしっかりした物を

型崩れしないようにしっかりした作りであることも大切です。熟練の職人が仕立てるお昼寝布団は、長年使っても綿わたの偏りが少なくふんわりとお子様のからだを包み込みこみます。

カバーは綿100%がおすすめ。洗濯も楽々で扱いやすく汗をたっぷりかいても蒸れません。豊富な柄から選ぶことで愛着もわき、園での取り違いを防ぐことができます。長くつかえますので、未満さんからも、ご兄弟にも使えます。

おふとんのこいけのお昼寝布団は保育士さんのお墨付き!

ということで試作品を作り、実際に我が子に6年間使って試した結果、現在のおふとんのこいけ特製お昼寝ふとんが完成しました。

今では入園説明会で保育士さんがお母さん方に「既製品はポリエステル綿だから、めん綿入りのふとんを用意してください」と言っていただけるようになり、 当店も入園説明会に同席するように、保育園・幼稚園から依頼をいただくようになりました。

おふとんのこいけこだわりのお昼寝布団はお母さんや保育士さんの声が詰まったお昼寝布団です。どうぞ安心してご用命ください。